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非メジャーアイドルナビ

一般的に「非メジャー」に分類されるであろうアイドルを追跡するブログです

アイドルの天才①「存在がアニメキャラレベル」古屋敬多(Lead)2/3

私は男女問わず様々なアイドルのファンですが、その中でも特に「大好き!」と言うより「こいつはスゲェ…」と言わざるを得ない、個人的に「アイドルの天才」だと思っている人たちについて取り上げてみたいと思います。

 

第一回は、ご存知(?)Lead古屋敬多さんです。私がここ数年のアイドル界の中で、最も「この人はスゴイ」としみじみ思っている男性アイドルです。(こちらは前回の続きとなっております)

 

Lead:ライジングプロダクション(旧Vision Factory)所属の男性アイドルユニット。路上ライブを経て、DA PUMPw-inds.の弟分として、2002年にデビュー。

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古屋敬多:アイドルユニットLeadのメンバー。1988613日生まれ。福岡県出身

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古屋敬多のスゴイとこ②申し分のない歌唱力

さて、これだけダンスがうまけりゃ、別に歌はそんなに歌えなくても何の問題もないだろう、と思うのですが、何の因果か敬多は全く申し分なく歌えるようです。

正直なところ、Leadはラップ担当の伸也は言うに及ばず、*1メインボーカル(?)の輝も敬多も、そこまで「歌がうまい」タイプではないと思います。歌だけで聞かせる力には欠けるというか、個人的にはボーカルとしては今いちな印象を持っています。もちろん個人の好みによるところが大きいと思いますが、たとえばNEWSのマッスーみたいな「わかりやすい歌のうまさ」とは違うと思うし、三浦大知みたいな圧倒的なボーカル力もないと私は思っています。


とは言うものの、実際のところ輝も敬多も十分歌はうまいし、何よりもダンスしながらあそこまで歌えるということは本当に魅力的なことだと思うので、結局私はLeadの歌唱力も大いに評価しているわけですが…。

 

そんな敬多先生が踊らずに歌ったら、どんな感じなのかと言うと…

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普通に歌えることにむしろビビります。十分うまいと思います。

歌唱力について専門的な意見は言えませんが、個人的に敬多の歌のすごいところは、「肺活量がある」「喉が強い」ところだと思います。声量もそこそこあると思いますが、何より声がきちんと伸びて、喉がガッツリ開いていそうな突き抜ける感じの歌声に魅力を感じます。

彼の場合、声質がちょっと変わっていて、鼻にかかる部分があるので、輝の聞きやすい声と比べるとクセが強く、一般的に「美声」と言われるタイプではないと思いますが、個性的でいいんじゃないでしょうか。音程もめったに外さないし、たまに息継ぎで音が抜けることもありますが、基本的には「生で歌うのがうまい」人だと思います。

そして、敬多先生と言えば何よりも、歌っているときに指がスリスリ動くのがたまらなく可愛いです…。なんなんでしょうねアレ…。彼の感情表現の1つの現れとして、楽しませて頂いています。

 

とは言え、やはり敬多の歌の魅力の本質は、歌唱力そのものというよりも、「踊りながらあそこまで歌える」という総合力にあるのではないかと思います。踊りと歌のハイブリッドな融合が、敬多が天才である所以の1つだと思います。


古屋敬多のスゴイとこ③感情表現が素直

そして、私がパフォーマンスにおいて最も敬多を評価しているポイントは、彼のダンスや歌のスキルよりも何よりも、敬多が非常に素直に感情を表現できるところです。

正直、歌やダンスがうまい人はたくさんいます。そこだけに注目してみたら、恐らく敬多の魅力を全て理解することはできないでしょう。感覚的な部分もあるので説明するのは非常に難しいのですが、敬多が「アイドルの天才だ」と私に思わせる所以は、彼が観客を前にパフォーマンスする際に見せる驚くほど素直な感情表現であり、自然体の自分をさらけ出すことのできる、ある意味での「強さ」なのです。

 

敬多くらいの年齢の男性アイドル歌手というのは、基本的に自我が前に出やすいものだと思います。人前に出る仕事をしている時点で、多かれ少なかれ自意識が強くナルシストの傾向があるでしょうし、ステージ上では自然と「いかに自分をアピールするか」≒「いかにカッコつけるか」ということを考えてしまうものではないでしょうか。

それがいいか悪いかは単に好みの問題だと思いますが、ファンがアイドルにそれを求める以上、彼らはパフォーマンスの際、多かれ少なかれ自らを演出して「カッコいい自分」を表現するわけです。舞台を降りれば二枚目なキャラクターが人気のアイドルであっても、舞台の上では見事に「最高にカッコいい自分」という仮面をかぶって見せるものだと思います。むしろ、それがプロというものでしょう。

 

実際、Leadでは輝が非常に自己演出が上手なタイプで、歌っている時の彼はMCでスベり倒している時のおしゃべりくそ野郎*2とはまさに別人です。表情の作り方も絶妙で、女子の心を鷲掴みにする、ハンターの目になっています。

伸也はどちらかと言えば自己演出に関してやや不器用なタイプだと思いますが、感情表現が元々クールなので、ステージ上でのカッコよさは輝に引けを取りません。特にLeadのように、パフォーマンスの能力が高ければ高い人ほど、否が応でも「最高にカッコいい自分」を意識してしまうものではないでしょうか。

 

しかし敬多は、基本的に自己演出を放棄する傾向にあり、ありのままの感情を飾らずストレートにぶつけてくるタイプだと思います。それが、この「strings」という曲のPVに非常によく表れていると思います。

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ライブのステージがそのままPVになっているのですが、まぁ「この曲調にここまで激しいダンスをつけるか!?」「輝のパーマがおかしくないか!?」など色々ツッコミどころもあるのですが、何よりも私の心をとらえたのは、敬多の表情でした。

全力で歌って踊っているのはいつものことですが、この曲を聞いたときに感じる「良い曲だなぁ」「良い歌詞だなぁ」という気持ちがそのまま、敬多のパフォーマンスに現れていると感じて、うまく言えませんがものすごく心を動かされました。

汗だくで目を輝かせた表情や、メンバーと視線を交わしたり、客席に手を振るその仕草や表情が、あまりに無防備で驚かされます。ここまであけすけでいいのか?と不安になるくらいです。輝や伸也がそれになりに世界観を演出してパフォーマンスしているのに対し、敬多は1人だけ遠足に来た子供のようです。

 

この気取りのなさや素直さは、恐らく狙ってできるものではないと思います。なぜなら、人前で「素の感情」を表現することは、実はとても難しいことだと思うからです。アイドルで言うと、自意識が強ければ強いほど、あるいはファンに喜んで欲しいと思えば思うほど、ファンの願望を叶えるためにも「最高にカッコいい自分」でありたいと考え、自我を肥大化しようとするものではないでしょうか。

それが、敬多先生はちょっと違うようなのです。彼は自分をカッコよく見せようと思ってパフォーマンスしているようには見えません。むしろ、曲とダンスを素直に捉えて、ありのままに歌って踊り、自分の素の感情をさらけ出したほうが、観客の気持ちを掴めると信じているのではないかと、個人的には思います。そう信じられること、そしててらわずに素の感情を表現できることは一種の才能であり、敬多にはその勇気があるのかな、と思います。

別にどっちが良いとか悪いとかいうわけではないのですが、単純に「ここまで自然体でいられる敬多は強いな」と思います。


とはいえ、もうちょっと若い時には、彼にもなんとなくカッコつけている時期はありました。しかし年を重ねるにつれて、どんどん構えた部分がとれて、ひたすら無邪気に、素直になっていくのがこの人のスゴイところだと思います。

16歳の頃は、何も考えていない「ヤンチャなボク」アピールですね。

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どこを切り取ってもただただカワイイです。もちろん、この頃から幼いながら歌もダンスもバチッと決めているのはさすがです。

ちなみにこのLead初のライブツアーは、伸也と輝が「ラーメン屋の店員スタイル」だったり、伸也の声が甲高かったり、宏宜が随所で「ただの必死な人」になっていたり、いつからかめっきり見かけなくなった「DJタク」さんの華麗なDJプレイが光っていたりと、おもしろポイントも豊富で一見の価値アリです。

 

一転して、20歳くらいになると、なんだか小難しいことを考えていそうです。

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Leadはこの頃がいわゆる「暗黒期」*3であり、私も完全にLeadから遠ざかっていたので、正直この頃の彼らに対してあまり感情移入していません。ですが、無邪気キャラが売りのはずの敬多の、悩みが多そうな眉間のシワを見ていると、なんとも複雑な気持ちにさせられます。最後のおまけダンスコーナーも、彼なりのサービス精神なのでしょうが、思い詰めた行動にも見えて、「なんかあった?どうした?」と、逆に心配になってしまいます。

 

そんな彼が25歳になると、ここまで素直に、無防備になれるものなんですね。まぁ紆余曲折を経て、色々あったからこそたどり着いた境地だとは思うのですが、パフォーマンスする敬多からは、ただひたすら、踊る喜びと歌う喜びがあふれています。

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ここまで素直にこられると、見ているこちらまで邪気を抜かれるような気がします。

前述したとおり、敬多は基本的に歌っている最中も、「止まったら死んでしまうマグロなの?」と心配になるくらい踊り続けているわけですが、個人的には輝みたいに、要所では歌に集中したほうが全体として「カッコよく」パフォーマンスできるんじゃないかと思います。しかし、敬多先生は自分自身のカッコよさはハナから放棄して、それよりもありのままの姿で、歌とダンスに全身全霊を傾けているように思えてなりません。その素直さというか、バカ正直な姿が、私を感動させるのです。

というわけで、あまりうまく言えませんでしたが、私にとって現在の敬多は「カッコよさ」を超越し、ちょっと違う次元にいるアイドル、という感じがします。それが良いか悪いかは、本当に好みの問題でしかないと思いますが…。

 

ちなみに私は前出の「strings」という歌の歌詞が大好きなのですが、作詞は伸也が担当しているとか。彼の見た目に反して仏様のような人柄を伺い知ることのできる、本当に心温まるLeadらしい歌詞だと思います。余談でした。


古屋敬多のスゴイとこ④人間らしからぬスタイル

さて、敬多と言えば、時に「ガイコツ」とまで称される人間らしからぬスタイルも魅力の1つです。
とにかく彼は細いです。絶頂期は体重が40キロ代だったとか…。心底ゾッとしますね。食べても太れないタイプのようですが、そもそも少食のようですし、あれだけ毎日踊ったり歌ったり跳ねたりしていれば、そりゃー体重も増えないでしょう。

しかも、Leadメンバーの他2人がそこそこガッシリ系で下半身が短い古き良き日本人体型であるがゆえに、敬多の顔の小ささや足の長さ・細さが際立って、ちょっとした宇宙人とか、頭身の狂ったアニメキャラのように見えるんですよね。*4

 

3人が同じ衣装を着ていると、ますますスタイルの違いが際立ちます。

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遠近感を狂わせる、だまし絵のような動画ですね…。(そして相変わらず敬多先生が修羅のごとく歌いながら踊り狂っています。「赤い靴」的な呪いにかかっているようにも見えます。端的に言うと、コワイです。

個人的には日本人らしい胴長ドッシリ体型の伸也に好感を持ちますが、敬多のスタイルの良さがちょっと異常なだけで、輝も普通にスラッとしてると思います。ちなみに身長は、輝175cm、伸也174cm、敬多170cmとのことです。

しかし、一応170cmも身長があって、全身筋肉だらけのはずなのに、体重が40キロ代しかないって…。もはやホラーですね。

 

(まだ終わらなかった!次回へ続く)

*1:元々は伸也が一番歌割が多かったのですが、声変わりしてあまり声がでなくなったようです。そのぶんラップができるから特に問題なさそうですし、たまに歌うとわりと味のある声で、一生懸命歌っている感じがなんとも微笑ましいので、それはそれでアリだと思います。

*2:※褒めています。

*3:売り上げが低迷し、メンバー仲も冷え込んでいた時期。この頃、敬多先生はあまりのツラさに1か月ほど福岡の実家に戻り、真剣にアイドルを辞めようと考えていたらしいです。

*4:キャプ翼みたいな感じを想像して頂ければ良いかと…。