非メジャーアイドルナビ

一般的に「非メジャー」に分類されるであろうアイドルを追跡するブログです

「アイドル」と「アーティスト」のジレンマ。アーティスト病にかかるアイドルとファンたち。

※今回は、ちょっと「天才」シリーズはお休みです。

 

なぜ「アイドル」は「アーティスト」を目指すのか?

 そもそも私は「アイドル」も立派なアーティストの一部だと思っているので、正直言ってこの論争にはあまり関わりたくないのが本音なのですが、最近ちょっとした友人たちとの会話から、この問題に自分なりに決着をつけておきたいと思い、とりあえず筆を執ることにしました。

(ちなみにその会話というのは、「きゃりーぱみゅぱみゅをアーティストだって言うヤツもいれば、ミスチルをアイドルって言うヤツもいるじゃん。もうわけわかんないよ」って感じの、人生において完全に不必要なジャンルの、ささやかな会話でした)

 

アイドルの中には、自ら「アーティストになりたい」と宣言する方たちが時々出てきます。最近の例で言うと、乃木坂46白石麻衣の「乃木坂をアーティストにしたい発言」、東京女子流の「アーティスト宣言」などが有名なのではないでしょうか。

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私は乃木坂46のことをAKB系列の中では非常に魅力的なコンセプトを確立していると思っていたし、東京女子流にもパフォーマンスレベル・ルックスレベルが高い「プロのアイドル」として好感を持っていました。しかし、彼女たちのそんな宣言を目にすると、非常に釈然としないというか、何とも言えない不思議な気分になります。

紛うことなきアイドルとしてデビューして、アイドルとしてファンを獲得してきた彼ら・彼女たちは、別に売り上げが急激に落ちて何らかの販売戦略の見直しに迫れているようには見えないのに、なぜ「アーティストになりたい」とわざわざ宣言するのでしょうか?

そもそも、そうゆうのは、彼女たちが自ら宣言することで切り替わるものではなく、結局は世間一般の評価が決めるものでしょう。世間様に向かって「ハイ、これからアイドルじゃなくてアーティストになりますよー!」と叫んだところで、それは単なる自己満足に過ぎず、世間的なイメージを一朝一夕で変えることはほとんど不可能に近いのではないでしょうか。


あるいは、彼女たちは世間ではなくファンにアピールしているのかもしれません。「私たちをアイドル扱いするな、アーティストみたいに応援してくれ」と。

それはお門違いと言うか勘違いも甚だしいと言うか、今まで応援してくれたファンに対して非常に失礼だと思いますし、何よりファンにあれこれ強制して「ファンの応援の仕方」が変わったところで自分たちの本質は何も変わらないわけで、結局のところ「アーティスト気分を味わいたい」だけの幼稚な願望に思えてしまいます。そもそも最初はアイドルとして誘ってきたくせに、いざこっちが本気になると、「やっぱ私アーティストだから」ってそれひどすぎませんか?小悪魔じゃないですか?

 

私にはなぜわざわざアーティストを名乗りたいのか、まったく理解できませんが、恐らく彼女たちは「アイドルであることをカッコ悪い」と思っているのでしょうね。

自分たちがダサイこと/世間からダサイと思われていることを自覚していて、それがなぜダサイのかと言うと、自分たちが「アイドル」だからであり、「アーティスト」になればそれらが一挙に解決し、自分たちはカッコ良い存在になれるのだ!という思いこみがあるのではないかと思います。

こうゆうのが、いわゆる「アーティスト病」ってやつなのではないかと思います。

 

さらには、ファンのほうが自ら「○○は実力派だ!」「もはやアイドルじゃなくてアーティストだ!」といった声を上げることもあるようですが、それも結局は「アイドルを応援している自分はダサイから、アーティストになってくれ!そしたら自分はダサくなくなる!」という意識がおおいに働いている気がします。あるいは、自分が応援していない他のアイドルたちのレベルが低いことを嘆いて、「ああゆうのと一緒にされたくない」という同族嫌悪的な感情が働くこともあるのかもしれません。

まぁ実際、残念ながらレベルの低いアイドルというのは本当にレベルが低くて、昨今のアイドルブームの功罪を考えずにはいられませんが、でも別にレベルが低いことは悪いことじゃないし、それを好きになるかどうかは完全に個人の好みの問題ですから、他のアイドルやファンを気にせず自分は自分で自信を持って、「私はあいつらと違ってレベルの高いアイドルを応援しているのだ!見る目があるのだ!ドヤ!!」と勝手に胸を張っておけばいいと思うんですけどね。

 

いずれにせよ、アイドル本人もそのファンも、「アイドル」「アーティスト」という言葉遊びにすっかり踊らされている気がします。このアイドル・アーティスト論争というものは、昔から何度も繰り返されてきたお決まりのトピックだと思いますが、どうやら最近またそれが急激に活発化されているようなのです。

それは近年のアイドルブームがもたらした、「アイドルの多様化」が原因の1つなのかもしれないですね。昭和のアイドルとか平成初期のアイドルを見ていると、みんな普通に可愛く歌もうまくてビビります。最近はその「普通に可愛くて歌がうまい」アイドルがほぼ絶滅危惧種になっていて、「アイドル」というジャンルそのものがカオスになっているからこそ、なんとかその泥沼から抜け出そうと、猫も杓子も「アーティストアーティスト」言い出すようになったのかもしれませんね。

 

Perfumeはアーティスト?E-girl'sはアイドル?

アイドルからアーティストへの脱皮に成功した例としてPerfumeがよく取沙汰されますが、アイドルファンだけでなく幅広い層(いわゆる一般人)から人気を得ていることがその根拠に挙げられているようですが、私はそこに疑問が残ります。「一般大衆から支持される」ことは、むしろアイドルの必要条件ではないかと思うからです。

それに、Perfumeはものすごくアイドル性の高いグループだと思うので、むしろ「独自の立ち位置を確立することに成功したアイドル」という見方のほうが適当な気がします。

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NMBのコレなんかもアーティスト病的な志向の1つだと言えるかもしれません。

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AKB系列がこうゆうことをやるのは、決して悪いことだと思いません。むしろみんなダンスを頑張っていて偉いと思うし、NMBってこんな引き出しもあるのかーと感心するし、見ている方も楽しいです。だけど、これは「アイドルがたまにこうゆうことをやるから楽しい」範囲のものであり、毎回NMBがこうゆう曲を出し始めて、「アーティストになります」と宣言して握手会とかを辞めちゃったとしたら、それはまた話は別で、今まで応援していたファンの方たちは恐らく裏切られたと感じるのではないでしょうか。そこまでいかなくても、違和感はあるでしょう。

要は、自分たちのアイディンティティ、日本語でいうところずばりそのまんま「自己同一性」ときちんと持っていなければ、アイドルとしてもアーティストとしても成功はできないのではないか、ということです。NMBが今までどんなスタンスで活動してきたのか、そして今後どんな立ち位置のアイドル(もしくはアーティスト)になりたいのか、一貫したビジョンを持った上でこういった曲を出すのであれば、「NMBっておもしろいね」と言われる存在になれるのではないでしょうか。自分たちの歩みを否定することで「アーティスト」になれると思ったら大間違いなので、結局はきちんと一貫性のある方針を提示すること、あとはそのアイディンティティを形成する小さな要素の積み重ねなんでしょうね。

まぁAKB系列はとにかくカオスなので、山本彩という個人のタレント性だけでこうゆうのができちゃうのは逆にスゴイとも言えますが、よくわからんものが大量に積み重なってできたモンスターというか、本当に魑魅魍魎の棲んでいそうな不思議な世界だと思います。

 

あるいは、EXILEとかE-girl'sとか、アーティストなのかアイドルなのか判別が難しいグループもあります。

ここはどちらかと言うと「売り方」の問題があるように思います。LDHは音楽とは別のところに商品価値を作ろうとしているように思えるので*1、そうゆう面では「アイドルの売り方を取り入れて大衆の支持を得ようとしているアーティスト」という立ち位置になるのでしょうか。そうなると、彼らがダンスや歌において本格派であることは間違いないと思うのですが、もはや本来的なイメージとしての「アーティスト」とはかけ離れてしまっている気がします。なんというか、LDHは「商業主義的」という言葉が一番しっくりくる気がしますが(これは決して悪い事ではない、むしろLDHの最大の長所でもあると思うのですが)、アーティストというのは本来そうゆうコマーシャリズムとかけ離れたところにいるからこそ、「アーティスト」なんじゃないかというイメージがあります。

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いずれにせよ、「アイドル」と「アーティスト」をはっきり区別することは非常に難しく、また両者の間に優劣は全くないと私は思うので、この議論自体が無意味であると思う次第です。

しかし、個人的な話になってしまいますが1つだけ確実に言えることは、アイドルであることを頑なに認めなかったり、「アイドルであることがカッコ悪い」と思っているアイドルを応援するのは、私は絶対にごめんだ、ということです。


「アイドルであること」を肯定するアイドルたち。

 つまるところ私は、アイドルであることに矜持を持っているので、ハロプロのアイドルとライジングのLeadが好きなのです。

特にハロプロでは℃-uteが好きですが、彼女たちはアイドルとして非常にレベルの高いパフォーマンス力を持ちながらも、ハイレベルなアイドル性を両立して持っているところが最大の魅力だと思っています。

 

Leadは若いころの調子乗ってた時期・売れなかった暗黒期を経て、現在は自らをはっきりと「アイドルである」と自覚した行動を取っています。*2日本有数のパフォーマンス力を誇るアイドルだと思いますが、3枚目を演じることもいとわず、「音楽を通して一般大衆に支持されたい」というはっきりとした意志が感じられて、非常に好感が持てます。

たまにちょいちょい「ドラマ出たい」「バラエティ出たい」「テレビ出たい」アピールするのも、まぁ全然出れなくてかわいそうに、という残念な気持ちにもなりますが、なんとも微笑ましいです。

ただし、Leadは今年のライブツアーが個人的にはイマイチで、非常に疑問の残る内容であったため、私の中で鉄板だった「好きな二大アイドル」の座を陥落する可能性が高いと感じています。というのも、私がLeadを好きなのは、彼らがダンスがうまいからでも歌がうまいからでもイケメンだからでもなく*3、彼らがステージ上でのパフォーマンスに対して非常に真摯であり、驚異的な意志の力で終始踊りながら歌い続けるその汗まみれの姿に、彼らの人柄がにじみ出ていると感じていたからです。そうゆう泥臭いところが、日本の男子アイドルにはあまりいない稀有な存在に思えて惹かれていました。

が、今年の夏のツアーでなぜか彼らはあんまり踊らず、演出上の意図だったようですが、棒立ちで歌う部分が多かったので、非常にガッカリしてしまいました。Leadは決して飛びぬけた歌唱力があるわけではないので、「3人のシンクロするレベルの高いダンス」が自分たちの最大の売りであり武器であるとLead及びそのスタッフが自覚しているだろうと私は勝手に思っていたのですが、どうやら方向転換されたようです。そうなると、私にとって「Leadのおもしろかった部分」のほとんどが消滅してしまうことになり、魅力は半減してしまいます。

あくまで個人的な好みの問題ですが、私にとって「必死で踊って歌わないLead」はあまり価値がなく、そしてもしかしてその意図が「アーティスト志向」的なところにあったのかな?と思うと、ちょっとゲンナリしてしまいました。しかし正直なところ彼らの意図はいまだによくわかっていないので、もうちょっと様子をみるつもりです。新曲の「約束」も全く好きな路線ではないですが、タイアップを取って頑張ってるみたいなので、事務所的にはもうこうゆう方向性で売って行こう(延命しよう)と思ってるんだな、と受け止めています。仕方ないですね。カップリングで遊んでるみたいなのでそっちにとりあえず期待しています。

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一方で℃-uteは、非常にバランスよくやってくれています。実は私は℃-uteの最近の楽曲がおしなべて全部好みじゃないのですが、もはやそんなことも気にならないくらい、抜群の安定感があります。まぁもうちょっと私好みの曲を出してくれたら嬉しいですが、そこはもう気にしません。ちょっとずつ売り上げも伸びて世間の認知度も上がってきて、まさに今、最高に脂ののっているアイドルというか、応援しがいのあるアイドルだな、としみじみ思います。

℃-uteの最近のコンサートは本当に毎回はずれがないです。以前は正直「中だるみするなー」と感じる部分も時々あったのですが、2012年くらいから満足度が急激に上昇し、完全に仕上がってきたな、と感じました。その後も順調にライブに行くたびに満足度が上がっています。10年やってきていまだに成長率が落ちていないのが、℃-uteの凄さだな、と思います。幼さや「ロリっぽさ」を売りにしていないので、ルックスも全然衰えないし。

ただ、愛理がRayのモデルをやるようになってから、消しきれないリア充臭がすごすぎてたまに冷めそうになります(笑)。愛理がリア充なのは十分承知していますし、そこが魅力の1つだとも思うのですが、慶大生でRayモデル、というスペックが俗っぽ過ぎて愛理のイメージに若干そぐわないと言うか、うまく言えないんですけどぶっちゃけなんかイヤなんです。

ただし、ステージ上で歌って踊っている愛理はやはりパーフェクトに近いアイドルであり、武道館、横浜アリーナと会場が大きくなるにつれて愛理のアイドルとしてのスケールの大きさを感じるようになりました。歌もダンスも表現も、アイドルとして確実に1つ上のステージに到達したな、という感じです。

他のメンバーももちろんそれぞれがアイドルとしての「魅せる力」を持っていて、℃-uteをさらに高みへ導こうと、5人全員が同じ方向を向いているというのがよくわかります。10年以上一緒にやってきた彼女たちの「チームワーク」は、℃-uteの最大の魅力だと思います。

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というわけで、個人的にはアイドルもアーティストの一部だと思っていますが、一般的なイメージとしての「アイドル」と「アーティスト」も、それぞれの良さがあって、それぞれ尊敬できる部分がありますので、その呼称にこだわるよりも、自分がやっていることに誇りと責任を持ち、自己のアイディンティティを確立することにこだわってほしいな、と思います。

が、それでもどーしてもどーしてもアーティストになりたい!!というアーティスト病末期のアイドルがいるとしたら、一体どうすれば良いのでしょうか?


どうすれば「アイドル」は「アーティスト」になれるのか?

 よく、「歌詞や曲を作っていればアーティスト」みたいな風潮がありますが、個人的には賛成しかねます。以前、「クリエイター側になりたい」という願望がアイドルのサブカル化を招く、という記事を書いたこともありましたが、作詞作曲すれば即アーティストというのはあまりに安直な考え方だと思います。

それなら、クラシックの名曲を楽譜通りに奏でるピアニストやヴァイオリニストたちは、アーティストじゃないのか?台本に合わせて演技する役者はアーティストじゃないのか?そんなことはないはずです。「表現者」というのは立派なアーティストだと私は思います。

なので、たとえ作詞作曲していても全くオリジナリティのないものしか提示できなければアーティストとは呼べないと思うし、逆に他人の作った歌を歌っていても、オリジナリティのある表現ができればそれは非常に創造的なことだと私は思います。

 

じゃあアイドルは表現者じゃないのかと言われると、まぁ私の好きなアイドルは皆「表現者」だな、とまた思考が止まってしまうわけですが…。

しかし冷静になってよく考えてみると、私がアイドルを好きな理由は、彼らが歌がうまかったり踊りがうまかったりするからではなく、つまり「うまく表現できているから」ではなく、表現するために一生懸命打ち込んでいる、その真摯な姿勢に共感できるから、ということになるのではないかと思います。

 

とりあえず、私の極端な結論としては、「その歌手が薬物やら性犯罪やらの人間性を疑うエグい犯罪で有罪になったとしても、彼/彼女の歌った曲の価値が全く損なわれず、普遍的な求心力を持ち続けるような人」がアーティストなのではないかと思います。

とんでもない極論になってしまいましたが、たとえば私が大好きなアイドルたちが上記のようなことをやらかしたとしたら(まず間違いなく120%ありえないことですが、たとえばの話です)、私はもう永遠に彼/彼女の曲を聴くことはないでしょうね。しかし、たとえば槇原敬之が薬で捕まったとしても、彼の才能には全く疑う余地がなく、あるいはASKAなんて薬はやるわ下半身はゆるいわでヒドイもんですが、「SAY YES」は文句なしに素晴らしい歌で、彼がどんな人間であろうと、その作品は全く価値を傷つけられないわけなのです。

まぁもっと素直に言えば、「ルックス含めた人間性にその魅力が依拠するところが大きいのが、アイドル」ということなんでしょうね。発信者の素行より作品が評価されるのがアーティスト、作品よりも発信者の人間性が注目されるのがアイドル、というシンプルなお話でした。最初からストレートに言っておけばよかったですね…。

 

で、実はアイドルがアーティストになった最大の成功例だと私が思っているのが、元NEWSの森内くんa.k.a.ONE OK ROCKのタカさんです。

森進一ジュニアとして特待生待遇でジャニーズジュニア入りし、「歌える2世」というポジションを得てNEWSの一員として華々しくデビューした彼は、結局ほとんど人気がが出ず、スキャンダルもあったりでわずか3か月余りでNEWS及びジャニーズ事務所を脱退しました。

「アイドル」であることを放棄した彼は、その後地道にバンド活動をスタートし、ワンオクのボーカルとして徐々に頭角を現し始め、日本人ロックボーカリストの中で確固とした地位を築くのに成功しました。もはや、今日本の若手バンドの中で一番活躍しているバンドとも言えるかもしれません。


彼の鮮やかな転身は、私にとって非常に衝撃的な出来事でした。

正直、NEWSの一員としてデビューした当時、私は彼の存在をほとんど気に留めず、彼の歌声にも全く興味を持っていませんでした。それは、彼のルックスや人格に惹かれる部分がなかったからです*4

しかし、ワンオクのボーカルとしてのタカの歌声は、私を大いに魅了しました。独学だという英語の流ちょうな発音、日本人離れしたスケールの大きな歌唱、そしてあまりに心地よい声、彼の歌声は人の心を震わせるパワーがあると感じます。彼の歌を聞くとき、私はまったく声の持ち主である「森内くん」のことは考慮せず(思い出しもせず)、ただ単に彼の歌声だけに魅了されるのです。これが、「アーティストになる」ということなのではないでしょうか。

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なので、どーーしてもアイドルを脱皮してアーティストになりたい!とおもうなら、一度「アイドル」として今まで積み上げてきた土台をすべて捨てて、裸一貫から再度勝負するのが実は一番の近道なのではないかと思います。

ちょっとジャンル違いますが、Folder5が解散して事務所から解雇された後、実力派女優として返り咲いた満島ひかりなんかもそうですよね*5。自分のルックスや人格だけに依拠しない才能があって、それを発信せずにはいられない度胸と覚悟があるのなら、必ずアーティストとして成功できるはずです。

 

自分を変えずに、周りを変えようとしてもムダ!

アーティストになりたいと本気で願うアイドルの皆さんは、一度今まで築いてきたものを全てぶち壊し、裸一貫で出直してください!!恐らく、それ以外に「アイドル」が「アーティスト」に転身する正攻法はありえない気がします。

そして、自分がアイドルであることに誇りを持てないなら、今すぐアイドルなんてやめたほうがいいんじゃないですか、と心の底から助言申し上げたいと思います。

*1:俳優業に進出したり、ハイタッチ会等の促販イベントを行ったり

*2:まぁそもそも売り方が完全に接触商法ですからね…

*3:まぁダンスはうまいし歌もそこそこできるしイケメンだと思っていますが

*4:個人的な好みの問題ですので、あしからず…

*5:ライジングってほんと見る目ないですよね