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非メジャーアイドルナビ

一般的に「非メジャー」に分類されるであろうアイドルを追跡するブログです

アイドルの天才②「レジェンド界のレジェンド」松浦亜弥

私は男女問わず様々なアイドルのファンですが、その中でも特に「大好き!」と言うより「こいつはスゲェ…」と言わざるを得ない、個人的に「アイドルの天才」だと思っている人たちについて取り上げてみたいと思います。

 

松田聖子中森明菜あたりを筆頭に、芸能界における伝説となった女性ソロアイドルは多々いますが、その中でも「現役で伝説続行中」なのは、山口百恵松浦亜弥くらいなのではないかと思います。

第2回は、「あやや」という愛称でお茶の間に愛され、アイドルとして一時代を築きあげた松浦亜弥の、レジェンド級の天才っぷりに迫ってみたいと思います。

 

松浦亜弥:1986年6月25日生まれ。アップフロントクリエイト所属の女性アイドル。2001年「ドッキドキ! LOVEメール」でメジャーデビュー。

プロフィール|松浦亜弥|アップフロントクリエイト

 

松浦亜弥のすごいとこ①平成のアイドルを代表する歌唱力

あややの魅力が何かと言われれば、真っ先に挙がるのが彼女の卓越した歌唱力ではないでしょうか。

デビュー時から安定した歌声を披露していたあややですが、当時は彼女の愛らしいルックスやキャラクターにフォーカスが当てられ、彼女の歌唱力の高さはあまり評価の対象になっていなかったような気がします。しかし、改めて今彼女の歌声を聴いてみると、その安定した歌声と豊かな感情表現に驚かされます。

 

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デビュー当時、彼女はまだ若干14歳。にも関わらず、声も歌い方もすでに完成されており、あやや独自のスタイルを確立させた「風格」さえ感じさせます。ここまで完成された形でデビューする中学生というのは、「成長を見守る」型のアイドルが主流となった現在となっては、ほとんど奇跡のようなものではないでしょうか。

彼女のデビュー曲のPVを見ていると、あややアイドルがプロの「アイドル歌手」であった時代の、最後の象徴のような存在なのではないかと、しみじみと感じずにはいられません。もはや日本アイドル界においては、「AD」「BC」ばりに「あやや前」「あやや後」で語られるレベルの、キリスト並みの存在感と言っても過言ではないでしょう。(たぶん)

そしてまた、曲が非常に良いです。どストレートなJ-POPらしいキャッチーなメロディと、つんく節全開の「乙女心を完全にトレースした」歌詞が絶妙で、「コレコレ、ハロプロと言えばコレだよ!」というものすごい安心感に溢れています。

私は多感な子供時代にあややの曲を聴いて育った世代であるため、特にこの年代の彼女の楽曲に感情移入している部分がおおいにありますが、その点を差し引いても、あややのデビュー曲「ドッキドキ!LOVEメール」は女性アイドル史上に残る名曲だと思います。

 

そしてあややのスゴイところは、アイドルらしい可愛い楽曲はもちろん、ミドルテンポの曲やバラードもかなり上手だという点です。

明るいキャラクターが売りの「優等生」的アイドルだったあややですが、実は繊細な部分があり、とても感情表現が細やかなタイプだったと私は感じています。だから、持ち前の愛嬌で「YEAH!めっちゃホリデー」みたいな突き抜けた明るい曲も完璧に歌いこなしていましたが、実は100回のKISS渡良瀬橋のようなミドルバラードの方が、あややのイメージに合っていたのかもしれない、と今になって思います。

 

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この時、あややは18歳。まだ高校3年生だったと考えると、かなり大人びた佇まいに感じます。非常に抑制的な表情の見せ方も、表面的なものにとらわれない彼女の非凡な才能の表れだと言えるのではないでしょうか。

あややはツルッした肌質とお人形っぽいルックスが災いして、無機質でややサイボーグっぽく見えてしまう面もあるのですが、そこを豊かな「声の表情」が見事にカバーしていると思います。過剰な表情の演技ではなく、「声」によって感情を表現できることが、あややの強みであり、最大の魅力の1つなのではないかと思います。

前回の古屋敬多の回にも似たようなことを書きましたが、あややも実は「楽曲を利用して自意識を押し出す」のではなく、楽曲の良さに寄り添うタイプの歌手のような気がして、そこが私にとっては非常に魅力的です。

結局アイドル歌手というのは、「アイドルであるために音楽をやっている」タイプか、「音楽をやるためにアイドルをやっている」タイプの二種類しかいないというのが私の持論ですが、あややは世間的なイメージとは違って実は後者のタイプなのではないかと思います。特にミドルバラードを聞くと、自己表現のために歌っているのではなく、楽曲の世界を表現して人に届けようとする彼女の姿勢が強く伝わってくる気がします。


ちなみに、あややはダンスも上手だと思いますが、特にダンスについて「天才的」とまでは思わなかったので、今回は歌唱力だけにフォーカスをあてています。

あややが頑張ってダンスしているシーンというと、真っ先に思い浮かぶのは後藤真希藤本美貴と組んだユニット・ごまっとうですね。

 

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ユニット名のたとえようのないダサさはひとまず置いておくとして、当時16~18歳くらのトップアイドル3人の競演を見ると、今でもブルッと震えるくらいに感激してしまいます。懐古主義と言われればそれまでですし、思い出補正も正直あると思いますが、今現在この年齢でこのレベルにあるアイドルを探すことは恐らく非常に難しく、「日本のアイドル界の構造が変化したのか、それとも日本女子全体のレベルが落ちているのか…」という、なんとも物悲しい気分になります。

それにしても3人とも全く個性の違うルックス・ボーカルで、見ているだけで本当に贅沢な気分になりますね。一世を風靡したゴマキあややはもちろんのこと、ミキティ元ヤン丸出しな表情や佇まいがたまりません。歌もめちゃくちゃうまいです。

 

私見ですが、ハロプロのアイドルというのは、基本的に「歌唱力」がその魅力の最大の軸になっているのではないかと思います。あややも、スタイルが良いこともあってポージングがきれいなので、ダンスも上手に見えますが、基本的に「難易度の高いダンス」をしていたわけではないと言えるでしょう。バンドのボーカリストだったつんく氏がプロデュースするだけあって、ハロプロのアイドルは「歌」を中心にパフォーマンスを組み立てていて、ダンスはあくまで「歌を邪魔しない程度」に抑えられている気がします。

同様に、私が長年大ファンである℃-uteは、ハロプロの中でも高いダンスパフォーマンス力を誇るグループだと思いますが、あくまでもそれはハロプロ内でのことで、例えばE-girl'sとか、もっとアイドルらしいところで言うとフェアリーズなんかと比べると、やはりダンスに対する志向がそもそも違うのかな、と思います。フェアリーズは完全に「ダンス」が中心に据えられたグループなので、その分歌唱力はハロプロに及ばないと言えますが、ダンスについては根本的なレベルの差があると言っても過言ではないと思います。

もちろん私はダンスについては全くの素人なので、ただの個人的な感想になってしまうのですが、少なくともハロプロのアイドルとフェアリーズでは、そもそも「振付の難易度」が違っているので、ダンススキルの能力を比べること自体が難しいのかな、と思います。どちらが上手い下手というよりも、それぞれが目指しているダンスの方向性や難易度が違っているので、そもそも立っているステージが違うという感じです。また、「踊りながら歌う」スキルに長けているのも、フェアリーズの特徴の1つですが、一方でハロプロのアイドルは、あくまで「歌」が主役なので、ソロパートではダンスを抑えたりして歌に集中する傾向が強いようです。

 

だからと言って、どっちが良いとか悪いとか言いたいわけではなく、とにかくハロプロはダンスよりも「歌」を重視する傾向があり、その分松浦亜弥藤本美貴鈴木愛理のような個性的なボーカル力を持ったアイドルを育成することができたのかな、と思います。

最近も、小田さくらを筆頭に高木紗友希宮本佳林金澤朋子*1といった実力のある若手が育っているようですし、「歌」にかけるハロプロの熱意と言うか、プロ意識を、私は大いに評価しています。

 

だから、余談になってしまいますが、モー娘。のエースとして鳴り物入りで加入した鞘師里保については、ハロプロにおいてものすごい異端児だな、という感想を持っています。

元エースの高橋愛も、非常にダンスの上手なアイドルでしたが、彼女の魅力の本質は何と言っても「歌」。アイドルの枠を超える歌唱力を持ち、ミュージカル等でも十分通用していると聞いています。

そんな彼女の跡をついだりほりほは、決して歌が下手というわけではないですが、「歌唱力」のあるタイプではなく、どうしてもその魅力の本質は跳びぬけた「ダンス力」に凝縮されていると思います。しかし、ハロプロにはそもそも「ダンス」を志向してこなかったという土壌があり、振付もどうしても難易度が高くないものになってしまうので、鞘師里保はココでは「宝の持ち腐れ」では?という気がします。

 

特にモーニング娘。は基本的に熟練者が卒業して素人が加入するタイプのグループなので、ダンスの技能レベルがバラバラで、りほりほのスキルの高さが逆に浮いてしまい、あまり活かせていないように私は感じます。もちろん、これは個人的な感想であり、りほりほのレベルに追い付こうとする他メンバーの成長を見守るのも1つの楽しみなのかもしれませんが…。

りほりほ自身も、恐らくスクール時代とは違う環境にいるわけで、スクール時代の貯金だけでやっていけるものではないでしょうし、朱に交われば赤くなるとも言いますので、このままだと肝心のダンス力が鈍ってしまってもったいないのかな?と個人的には思います。

せっかくりほりほがモー娘。のエースとして君臨しているわけですから、ハロステダンス部などの機会をうまく利用して、ハロプロ全体でダンススキルのボトムアップをはかれたら素晴らしいとも思いますが、やはりハロプロのおもしろさは「歌」にあると思うので、今後も「歌」重視で、個性的なボーカルを育てて欲しいものだと思います。

 

完全に余談になってしまいました。すみません。本題に戻ります。


松浦亜弥のすごいとこ②異論の余地がないルックスとスタイル

容姿に対する人の好みは千差万別ありますが、あややのルックスを「可愛くない」と断言できる人を見つけるのは難しいのではないでしょうか。

ファニーフェイスや童顔が好まれる最近の傾向からは思いっきり外れているかもしれませんし、実は私も個人的には決してあややの顔を「好みのタイプ」とは思わないのですが、基本的に彼女は全くスキのないルックスというか、カワイイと言わざるを得ない、整った顔立ちをしていると思います。

また、スタイルの良さについてはまさに死角なしと言えます。色白で華奢ですが、決してガリガリではない健康的なスタイルは、男性にとっても女性にとってもほぼ理想的な体型なのではないでしょうか。

 

しかも彼女のすごいところは、デビュー時からすでに容姿も体型もほぼ完成されていて、成長期特有の「顔の変化」の影響を受けたり、「化粧や髪形の大冒険」といった黒歴史を経ることがほとんどなく、ルックスのレベルの高さを保ち続けた点だと思います。

こちらが15歳の頃のあややです。

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すでに「年齢不詳」と言えるレベルの、完成されきったルックスです。

 

こちらは17歳の頃。

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「言われてみれば、多少大人っぽさが増したかな?」レベルです。まったく折れ線のない、まっすぐなグラフを見ている気分になります。

 

こちらが20歳の頃です。

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メイクや髪型は年齢よりも大人びた雰囲気に変わっていますが、体型も全く崩れていないし、ルックスレベルMAXをひたすらキープしています。

この「ルックスの変化のなさ」というのは、10代から20代へ女性が成長する中で、「何でもないようでものすごい」ことだと思います。元々大人っぽい顔立ちをしていたのもあると思いますが、自身の体をコントロールする彼女の徹底したプロ根性を感じます。

 

そして年代を追ってPVを見ていると、歌唱力がどんどん上がっているのもよくわかります。年齢を重ねるごとに声に艶が出て歌い方が成熟しており、「笑顔」ではフレーズごとに20歳とは思えない言葉の重みが感じられて、思わず感心してしまいます。

ルックスにおいても歌唱力においても、もちろん本人の努力あってこそですが、本当に稀有な才能に恵まれたアイドルだとしか言いようがありません…。


松浦亜弥のすごいとこ③アイドルとしてやりきるプロ意識

しかし、今振り返ってみるとあややの本当の意味でのすごさというのは、「歌唱力」「ルックス」といった先天的な要素の強い部分だけでなく、彼女が自ら育んだ「アイドル・あやや」として生きていく意志の強さや、「プロ意識」に集約されている気がします。

 

たとえば、恐らくファンの間で非常に有名だと思われるこの動画を見た時、私はものすごく心を揺さぶられました。しかも2回にわたって衝撃を受けました。

 

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私は最初、この動画をただのコンサート動画だと思ってみました。そこで、まず自分が長らく「アイドル・あやや」に抱いていたイメージが大きく変わりました。

正直言って、リアルタイムで全盛期のあややをテレビなどで見ていた頃は、子供心に「確かにかわいいけど、あややって媚びてる感じでバカッぽくて、なんかイヤだな」と思っていました。*2

しかし今になって、あややがこんなに素朴でいたいけな表情を持っていたこと、こんなに心を揺さぶる声をしていたことに、この動画を見てやっと気づいたのです。そしてそれは、あらためて「あやや」というアイドルについて、ひいては「日本の女性ソロアイドル」というものについて考えなおすきっかけとなりました。これが1回目の衝撃でした。

 

その後、動画のコメントを読んだりして、どうやらこれが「デビュー前に突然ハロプロ合同コンサートの舞台に引っ張り出されて、数日前にレコーディングしたばかりの曲を突然お客さんの前で披露することになった映像」らしい、ということを知りました。

当時あややはデビュー前の14歳。確かに、言われてみればコンサートの衣装にはとても見えない、地味な私服を着ています。振付もなく、ほぼ直立不動の状態で無表情で歌う姿は、見ようによっては滑稽かもしれません。あややは歌い切ったあと、舞台を降りて楽屋で号泣したとかしないとか。

しかし、突然引っ張り出された初めてのステージで、彼女はたった1人、自らの力だけで見事に歌い切ってみせたのです。素人同然の少女が裸一貫で観客の前にさらされて、逃げずにパフォーマンスすることがどれほど難しく、またどれほど勇気のいることか、私には想像もつきません。その度胸に、私はハリケーン級の2回目の衝撃を受けたとともに、ものすごく胸を打たれました。

この時から、あややの中にはアイドル歌手として確かな「プロ意識」がしっかり芽生えていたんだな、と感じました。

 

また、多少ムリのある天真爛漫なキャラクターを、決してブレずに貫き通したことも、あややの「プロ意識」の現れの1つだと言えるでしょう。

「自分が世界一カワイイ」的な、現在のアイドルにごまんといる「ナルシストキャラ」*3の元祖も、あややだと言えるかもしれません。このキャラ設定により、まだこの手のキャラクターに耐性のなかった世の女性の大半を敵に回してしまった感のあるあややですが、そのキャラを十代の頃から立派に守りきり、今や彼女は「ナルシストキャラ」をアイドル界に根付かせた功労者とさえ言えるのではないでしょうか。

実際の彼女はごくフラットな性格のようで、いまだに藤本美貴ゴマキとの親交が続いているところなどを見るにつけても、勝手な想像でありますが、なんとなく良い子なんだろうなぁ、と思います。


松浦亜弥のすごいとこ④現役アイドル同士の純愛結婚

そして、なんと言っても私があやや「レジェンドの中のレジェンド」だと尊敬する最大の理由は、あややが同じく現役アイドルであるw-inds.のボーカル橘慶太とこれ以上ない最高の形で結婚したことです。

 

冒頭で述べた通り、数多いる伝説的女性アイドルの中でも、「現役で伝説続行中」なのは、山口百恵松浦亜弥くらいだと思います。絶頂期を過ぎたアイドルの姿をメディアで見るたびに、しみじみとそう感じます。

しかも、俳優の三浦友和と人気絶頂期に結婚・引退し、現在も頑なに露出を避けていることで「伝説」を守り続けている山口百恵に対し、あややの場合は、「現役のアイドル」を続けながら、w-inds.橘慶太というこれまた「現役のアイドル」と結婚したことにより、さらにワンランクアップした「レジェンド」となった、非常に珍しいパターンなのではないかと思います。

特に現代においては、アイドル同士の熱愛が多かった昭和期に比べて、女性アイドルがいわゆる「青年実業家」だとか、「お笑い芸人」などの畑違いの「稼げる男」たちと結婚するパターンが増えており、10代から活躍している生粋のアイドル同士が20代で結婚し出産するというのは、相当レアなケースになっているのではないでしょうか。

 

しかもこの2人の結婚には、2つの「完璧なストーリー」がありました。*4

 

まず1つ目は、2人が「10年以上付き合い続けてきた純愛カップル」だということです。

結婚した際のあややの結婚報告のFAX全文が報道されたとき、私は何とも言えない感動に包まれたことをよく覚えています。浮き沈みの激しい芸能界で、10代の頃から真剣に付き合い、お互いを支え合ってきた2人のトップアイドルが、12年の交際を実らせて結婚するなんて、これをロマンスと言わずに何をロマンスと言うのでしょうか。

「私の青春には、すべて彼がいます。悲しいこと、辛いこと、嬉しいこと、楽しいこと全部です」という一文は、長年あややを支え続けてきたファンにとって、もしかしたら聞きたくなかった言葉かもしれませんが、おかげであややがそうやって一途に人を愛することのできる、純真な女性であったことを知ることができたとも言えるのではないかと思います。

一般人だって、付き合っただの別れただのを安易に繰り返す現代です。芸能界で生き抜く2人が、どんな覚悟を持って若い恋愛を守ってきたのかと思うと、自分でもバカみたいだと思いますが、涙が出そうになります…。*5

一度週刊誌に、あややの「トイレットペーパー写真」*6がスクープされたのはファンの間では有名な話ですが、その時ショックを受けたあややw-inds.ファンも、長い年月を経て2人が結婚するとなった時には、恐らく心から祝福することができたのではないでしょうか。


そう思えるのはやはり、彼らが私たちに開示した2つ目のストーリー、あややの病気」があったからだと言えます。

ソロアイドルとして大活躍し、CMにも出まくっていたあややが、ある時期からすーっと露出が減っていったことに、当時私もなんとなく違和感を持っていましたが、後日それが病気による休養という面が大きかったことを知りました。「子宮内膜症」という女性特有の難しい病気を抱え、あややもさぞ苦労したことと思います。

そして、「子宮内膜症」の最良の治療法の1つは妊娠だということですから、結婚を選んだ2人の選択は非常に自然な「愛」の姿だな、と思いました。

 

この点については、私はあややと同等以上に、夫のw-inds.橘氏を称えたいと思います。

女性アイドルとしてはすでに一時代を築き終え、晩期に差し掛かっているあややに比べて、慶太は当時28歳で、男性アイドルとしてはまだまだ「働き盛り」な時期だと思います。ジャニーズのアイドルを見ても、20代の男性アイドルが結婚することの難しさは明白でしょう。*7

こんな言い方は乱暴ですが、結婚したら引退すれば良い女性アイドルに比べて、やはり社会通念的にも男性は自分が家族を養っていかなければなりませんので、多くのファンを失望させかねない「結婚」を、この年齢で決断することは非常に勇気のいる行為だったに違いありません。

しかし彼は、男らしくあややを支える決断を下したわけです。しかも非常に自然で、まっとうなやり方です。

おそらく何年にもわたって、慎重に事務所や利害関係者と調整を重ねてきて、たどり着くことができた結婚なのでしょう。その後も慶太はw-inds.として、事務所・レコード会社と良好な関係を維持し、彼の天職である「歌手」として、素晴らしい作品を発表し続けてくれています。

 

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よくわかんないけどスゴイです。

恐らく彼は奥さんのあややと同様に、「音楽をやるためにアイドルになった」人であり、本物の歌手だと言える貴重な男性アイドルの1人なのではないでしょうか。「音楽」で人を魅了する自信があるから、妻帯してもファンは離れて行かないと考え、結婚に踏み切ることができたんでしょうね。それだけ歌手であることに真剣に向き合ってきた結果とも言えると思います。

 

「病身の彼女を守るため」に事務所と袂を分かつ電撃結婚したり、「作家」に転身していきなり賞を取ったりするのも、美談には変わりないですし、まぁ見てるこちら側としてはおもしろいですが、慶太とあややの結婚には、スキャンダラスではないものの深い感動があり、お互いアイドル歌手同士としての矜持、責任感、プライドのようなものを感じるなぁと個人的には思いました。w-inds.のファンにとっても、「あややを守りたいから歌手やめて結婚します!」なんて後ろ足で砂かけられるようなことがなくて、本当に良かったんじゃないかと思いますよ。

20代のアイドル同士の結婚で、彼らはあややw-inds.それぞれのファンに、最高の形を見せてくれたのではないかと思います。

 

結論:アイドル・松浦亜弥が天才たる所以とは?

というわけで、今回も長々とあややについて語ってきましたが*8、途中何度か個人的な思い入れからやや感傷的かつキモイ感じの文章になってしまった部分を反省しつつ、ここで結論を記しておきたいと思います。


松浦亜弥が天才である所以:圧倒的歌唱力・ルックス・プロ意識で一時代を築き、アイドル同士での理想的な結婚・出産を成功させた「勝ち組」レジェンド

 

あやや」の後に、未だ新たな「レジェンド」はナシッ!!!


しかし、身もフタもない話ですが、結局のところあややが今でも「伝説的アイドル」として評価されているポイントは、彼女が異論の余地なく圧倒的に「売れた」ことにあるのでしょう。「あやや」という愛称がお茶の間に定着したことこそが、その最大の証明かと思います。間違いなく、あややは女性ソロアイドルとして、一時代を築いたカリスマだと言えます。

そして価値観が多様化し、CDが売れずTVも必要とされず、さらには大人数のグループアイドル全盛期の今日、今後しばらくは「あやや」級の本物のソロアイドル歌手が登場する可能性は低いでしょうね。

現役最高位の「レジェンド」の座をいまだ守り続けるあややには、今後も山口百恵ばりに生涯「現役レジェンド」であり続けて欲しいものです。女としての幸せも手に入れた最強アイドルに、いまだ死角なし!


お願いだから、セレブっぽい育児ブログでステマ記事を更新しまくるような、安易なママドルにはならないでください!!!!

*1:恐ろしいことにアイドル界の若手の中では屈指のボーカル力を持つ3人が凌ぎを削っているはずのjuice=juiceが、イマイチ快進撃を遂げられないことこそが、ハロプロの弱さ、なのかもしれません…。

*2:そうです。私は救いようのないバカなガキでした…。

*3:ももちや道重さゆみもこの系譜ですね

*4:「ストーリー」というとかなり語弊があるかもしれませんが、彼らが結婚に至るまでにドラマティックな背景があったこと、そして彼らがきちんと2人がその背景をファンに説明したことは、私をものすごく感動させました。

*5:ここまで感情移入できる自分がコワイです…。

*6:あややが日用品を買い込んで慶太の家に通う様子を撮られたもの

*7:風間氏は例外中の例外ということになるんですかね。

*8:本当はもっと書きたいことが山ほどあったのですが、3部作までふくらんでしまった前回の反省を活かして自粛しました